山田
佐藤さとう さん、 我わ が 国くに の 少子高齢化しょうしこうれいか は、 社会保障制度しゃかいほしょうせいど の 崩壊ほうかい を 招まね きかねない 深刻しんこく な 問題もんだい ですね。 労働力不足ろうどうりょくぶそく も 深刻化しんこくか する 一方いっぽう です。
佐藤
同感どうかん です。 抜本的ばっぽてき な 改革かいかく を 断行だんこう しなければ、 持続可能じぞくかのう な 社会しゃかい の 維持いじ は 危あや ぶまれる 一方いっぽう でしょう。 財政ざいせい の 逼迫ひっぱく も 看過かんか できません。
山田
ええ。 政府せいふ の 子育こそだ て 支援策しえんさく も、 小手先こてさき の 対応たいおう に 終始しゅうし している 感かん が 否いな めません。 若年層じゃくねんそう の 経済的不安けいざいてきふあん を 解消かいしょう せねば、 出生率しゅっせいりつ の 向上こうじょう など 望のぞ むべくもないでしょう。
佐藤
おっしゃる 通とお りです。 非正規雇用ひせいきこよう の 増大ぞうだい が 婚姻率こんいんりつ の 低下ていか に 拍車はっしゃ をかけている 現状げんじょう を 鑑かんが みるに、 雇用環境こようかんきょう の 是正ぜせい こそが 急務きゅうむ であると 言い わざるを 得え ません。
山田
さらに、 地方ちほう の 過疎化かそか も 看過かんか し 難がた い 局面きょくめん を 迎むか えています。 人口じんこう の 東京一極集中とうきょういっきょくしゅうちゅう がもたらす 弊害へいがい は、 地方自治体ちほうじちたい の 存続そんぞく すら 脅おびや かしていますね。
佐藤
ええ、 地方ちほう のインフラ 維持いじ が 困難こんなん になれば、 国全体こくぜんたい の 国力低下こくりょくていか に 直結ちょっけつ します。 多様たよう な 生い き 方かた を 許容きょよう する 社会しゃかい への 変革へんかく が 求もと められています。
山田
実じつ に 同感どうかん です。 労働力補完ろうどうりょくほかん として 外国人材がいこくじんざい の 受う け 入い れ 拡大かくだい も 議論ぎろん されていますが、 制度設計せいどせっけい や 社会統合しゃかいとうごう の 面めん で 課題かだい が 山積さんせき しています。
佐藤
単たん なる 労働力ろうどうりょく の 補填ほてん としてではなく、 共生社会きょうせいしゃかい の 構築こうちく という 視点してん を 欠か いては、 摩擦まさつ が 生しょう じるだけです。 多文化共生たぶんかきょうせい の 理念りねん を 浸透しんとう させる 必要ひつよう がありますね。
山田
その 通とお りですね。また、AIやDXの 推進えーあい による 生産性向上やでぃーえっ も 不可欠くすのすいし ですが、 高齢者んによるせい のデジタルデバイドという 新さん たな 格差せいこうじょう も 懸念ふかけつ されます。
佐藤
確たし かに。すべての 世代せだい が 取と り 残のこ されない 包摂的ほうせつてき な 社会しゃかい の 実現じつげん には、きめ 細こま かな 支援しえん と、 不断ふだん の 教育改革きょういくかいかく が 必要不可欠ひつようふかけつ となるでしょう。
山田
我々一人われわれひとり ひとりが 当事者意識とうじしゃいしき を 持も ち、 従来じゅうらい の 固定概念こていがいねん に 囚とら われず、 新あら たな 社会しゃかい モデルの 青写真あおしゃしん を 描えが いていくべき 時とき が 来き ているのですね。
佐藤
ええ、 未来みらい の 世代せだい にツケを 回まわ さないためにも、 今いま こそ 痛いた みを 伴ともな う 改革かいかく に 踏ふ み 切き る 覚悟かくご が、 政治せいじ にも 国民こくみん にも 問と われているのだと 思おも います。